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川﨑レオン レコーディングでした!


先日はシンガーソングライターの川﨑レオンさんのレコーディングでした。

レコーディングを通して気がついたことをまとめます。

1. 音量が一番大事

まずレコーディングで一番気をつけるのは音量です。

アンプからの音を録る場合、音量によってキャビネットの鳴りが変わるからです。
コンプレッサーのかかり具合も当然変わってきます。
確かに音量自体は後からいくらでも大きくできるのですが、聞かせたい音をそのまま出すのが基本だと考えています。
もちろん限度はありますが大きい会場の大きな音をイメージするなら大きな音で、小さなカフェのような場所での音をイメージするなら小さい音量で演奏するようにしています。

2. アンプを持ち込む意味

アンプを持ち込む意味は人それぞれあると思いますが、それ以前にスタジオにも備え付けのアンプが置いてある場合が殆どです。

なぜアンプを持ち込むのでしょうか?

2-1. 理由

 僕の場合は

 

「レコーディングエンジニアさんとのやりとりをスムーズにする」

というのが一番の目的です。
ライブ会場にそれぞれの鳴りキャラクターがあるように、レコーディングスタジオにもキャラクターがあります。
またマイクの立て方によっても音は変わります。
レコーディングエンジニアは出したい音に対してベストな収音方法を選んでいきますが、アーティストやプレイヤーが出したい音を最初から正確に把握することは難しいです。
そのために音や言葉でしっかり意思表示をしていく必要があります。
なので持ち込むアンプは個性的な音よりも使い勝手を重視してチョイスします。

2-1. tc electronic RH450

僕がメインで使っているアンプはこちら。

このtc electronic RH450はデジタル制御のヘッドアンプです。

4band PEQ、Tube Tone、格弦にバランスよくかかるように設計されたSpectra Compを内蔵しています。
大きさも257×290×66mm(辞書2つ分くらい)で4kgと小型でかなり持ち運びやすいです。
この4band PEQがポイントで、かなり柔軟に音作りができます。
Q幅の設定もとてもよく考えられていて、音が気持ちよく変化してくれます。
  • PEQ(パラメトリックイコライザー)
イコライザーの種類の1つで、調整する周波数を変えられるイコライザー。
  
Tube Toneはいわゆる真空管アンプのモデリングで、真空管独特の歪みを再現できます。
真空管はなにかとデリケートなので、その質感がメンテナンスフリーで得られるは非常に便利です。
現場では自分の思った意見を伝えつつ相談して音を作ります。
エンジニアさんは全体のバランスを考えて仕事をするので、より客観的な意見を聞くことができます。
レコーディングはテンポが重要だと思っています。
その点でこのアンプは非常にスピーディーかつ柔軟に対応してくれます。

3. まとめ

今回改めてレコーディングの繊細さを痛感したのでこのような記事を書きました。

 

テンポよく、でも急がず落ち着いて、的確に

 

というのが本当に大事だなと思いました。 

4. 川﨑レオン

 

栃木県日光市出身/ピアノ弾き語り自由型

 

 ジャズに影響を受け幼い頃からピアノに触れる

2013年より本格的に活動を始める

懐かしさを感じさせる歌詞と様々なジャンルを取り入れた楽曲が特徴

インプロゼーションを交えた独特のライブを披露する


ライブ情報

 

5/22 吉祥寺 WARP

5/30 下北沢 MOSAIC


5. レッスン・お仕事の依頼

東京 池袋にてベースのレッスンを行っています。

レッスンを希望の方はこちらから

http://lifebendmusicschool.com/inquiry/

 

お仕事の依頼は

ページ下の  Contact からお願いします。

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