「ジャズをやろう、ジャズをやろう........」
と思いながら何年も過ごしていました。
高校時代「ジャズが嫌いです」と言いながらジャズ研に最後まで残っていた過去がありますがジャズが嫌いなわけではありません、寧ろ好きです。
思えば学生生活を終えてから、継続的にジャズの練習をしたことはありませんでした。
1. 「毎日コルトレーン」をおもいつく
毎日初見でジャズを弾こうとかスタンダードをソロベースにして弾こうとか色々なことを思いつきましたが、どれも2日と続きませんでした。
これはなぜかというと「明確かつ納得できるゴールがない」からです。
ソロベースにして弾くといっても、例えばメロディをなぞるだけでもソロベースと言えてしまう。
ソロのコピーならラインが決まっているから、そこから音を外したらダメだしあっていればOKです。
今までの練習には明確なゴールがなくて、例えばハーモニーをどのように表現するかを考えているうちに意識が別のところに向いてしまって結局違う練習になっていました。
練習としてはそれでも問題はないけど、効率がよくありません。
そこで元々好きだったコルトレーンに焦点を絞って練習を進めていくことにしました。
ただ練習するだけではもったいない。
サックスのソロをコピーしたところで、ベースというパートの性質上アンサンブルでは活かしにくいからです。
無理やりねじ込む方法を考えるのもいいですが、ここは「カフェで勉強する人」と同じ理屈で動画にして人に見てもらおうと思いました。
2. 実際にやってみる
2-1. 毎日投稿という壁
当然のことですが毎日やるのは意外と大変でした。
スケジュールや体力的にどうしても「毎日コルトレーン」ができない日があるのは容易に想像がつくし、実際投稿できない日もありました。
録り貯めとかも考えましたが、これは自分のためにならないのでやらないことにしています。
練習は毎日やるから意味があります。
もし録り貯めを良しとしてしまうと、例えば一日で一週間分の動画を作ってその週はジャズの練習をしないなんてこともあり得るでしょう。
2-2. ルールを決める
そこでルールをこのように決めました。
- 最大1コーラス、最低1セクション
- できる日は必ずやる
- 何日休んでも体制が整ったら必ず再開する
休んでしまったら厳密には「毎日コルトレーン」ではないですが、続かなかったからという理由で練習をやめてしまうのは勿体ないです。
3. わかったことを一般化
他人の練習の話を聞いたところで何の役にも立たないので、もう少しわかったことを一般化します。
3-1. ハードルを高く設定し過ぎない
毎日続けるということは生活のサイクルに組み込むということですから、どれくらいの作業量にするのかはよく考えないといけません。
朝起きぬけでボーッとしててもできるくらいキャパシティに余裕がないとなかなか続けられません。
高望みはせず、無難にクリアできるところから始めていくのがいいと思います。
少しずつ効率化しつつ、慣れてきたら量を増やしていくのがいいでしょう。
3-2. 失敗した時にどうするかを考えておく
成功した時よりも失敗したときにどうするかの方が大事だと思っています、成功したらそのまま続ければいいですからね。
失敗した時のアクションは人それぞれです。
罰則を作ることで頑張れる人もいるでしょう。
僕が決めているのは「失敗したことをごまかさない」ということです。
例えば1日空いたとして、そのあと2日分をいっぺんにやったりはしません。
「失敗したんだな」と結果を素直に受け止めることが大事です。
3-3. モチベーションのコントロール
4. 毎日コルトレーン
「毎日コルトレーン」はtwitter、インスタグラムにて公開しています。
是非チェックしてくださいね!
5. お仕事・レッスンの依頼
東京 池袋にてベースのレッスンを行っています。
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